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webadm | 投稿日時: 2006-1-4 12:22 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3107 |
玄箱でのNFS利用 とある目的で玄箱をNFSサーバーとして使う必要から試しに玄箱HGをNFSサーバーとして設定しexportしたディレクトリを別の玄箱からマウントしてみようとしたら見事失敗。いろいろ調べたところ/etc/hosts.allowと/etc/hosts.denyを設定しておかないと自分以外からはマウントできないみたいだ。
とりあえず /etc/hosts.allow: ALL: 192.168.1.0/255.255.255.0 /etc/hosts.deny: ALL: ALL として実験用にローカルLAN上のマシンのみ接続を許可し他は拒否。これらのファイルが無いとデフォルトでは他マシンは拒否になるようだ。 /etc/exports: /mnt/share/opt/root 192.168.1.0/255.255.255.0(rw,no_root_squash) これで/mnt/share/opt/rootディレクトリをローカルLAN上のすべてのマシンからNFSマウントできるようにexportする。 とりあえずNFSを自動起動設定するために以下のコマンドを実行 cd /etc/rc.d/rc2.d ln -s ../init.d/portmap S40portmap ln -s ../init.d/nfs-common S92nfs-common ln -s ../init.d/nfs-user-server S99nfs-user-server Sxxというのは起動される順番なので、portmap>nfs-common>nfs-user-serverの順で起動されるように適当に。 最初は手操作で起動するため以下のコマンドを実行 /etc/init.d/portmap start /etc/init.d/nfs-common start /etc/init.d/nfs-user-server start この後/etc/exportsに書いた内容を反映するために以下のコマンドを実行 exportfs -a 確認のためexportfsを実行して以下のようにexportfsの設定内容が反映されているのを確認 /mnt/share/opt/root 192.168.1.0/255.255.255.0 同様にクライアント側の玄箱でもportmap,nfs-common,nfs-user-serverを起動しておく、忘れるとmountコマンドが長時間ハングアップしたような状態になるので注意(portmapは最低限立ち上げておく必要がある) そして以下のコマンドを実行してNFSマウントできるのを確認 mount 192.168.1.17:/mnt/share/opt/root /mnt/share-mac これで何も表示されずにプロンプトが帰ればOK、以下のコマンドを実行すれば現在マウントされているファイルシステムが表示され、NFSマウントされたディレクトリがあるのを確認できる。 最初/etc/hosts.allowと/etc/hosts.denyを作っていなくてどうやっても mount: 192.168.1.17:/mnt/share/opt/root failed, reason given by server: Permission denied と表示されマウントができず、サーバー側の/var/log/messagesを見ると以下のログが追加されるだけだった。 NFS mount of /root attempted from 192.168.1.15 Unauthorized access by NFS client 192.168.1.15. どうやらLinuxのNFS Howtoを読むと/etc/hosts.allowと/etc/hosts.denyをちゃんと設定しろと書いてあるのでそのとおりにしたらできたというわけでした。 |
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