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webadm | 投稿日時: 2006-8-8 2:58 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3107 |
玄箱のディスク内容をWindows PCで読む話 職場の玄箱の電源が逝ったらしく中のファイルを救済しなければならなくなった。
たまたまcolinuxがインストールされたPCがあるので、それに玄箱につないでいたHDDを接続してファイルを吸い出すことに。 用意するものは、 ・dd-0.3.zip windows上でHDDのパーティションを読むツール まずはdd-0.3.zipを解凍し、 dd --list を実行し接続した玄箱のHDDのユーザーデータ用パーティションのパスを見つけ出す。 rawwrite dd for windows version 0.3. Written by John Newbigin <jn@it.swin.edu.au> This program is covered by the GPL. See copying.txt for details Win32 Available Volume Information \\.\Volume{51f035cc-ffe6-11d8-88a3-806d6172696f}\ link to \\?\Device\HarddiskVolume1 fixed media Mounted on c:\ \\.\Volume{51f035cd-ffe6-11d8-88a3-806d6172696f}\ link to \\?\Device\HarddiskVolume2 fixed media Mounted on d:\ \\.\Volume{51f035ce-ffe6-11d8-88a3-806d6172696f}\ link to \\?\Device\HarddiskVolume3 fixed media Not mounted \\.\Volume{53b623ba-1767-11d9-968a-806d6172696f}\ link to \\?\Device\CdRom0 CD-ROM Mounted on e:\ \\.\Volume{b828004e-3bb9-11da-b3e6-806d6172696f}\ link to \\?\Device\CdRom1 CD-ROM Mounted on f:\ \\.\Volume{51f035d0-ffe6-11d8-88a3-806d6172696f}\ link to \\?\Device\Floppy0 removeable media Mounted on a:\ NT Block Device Objects \\?\Device\CdRom0 \\?\Device\CdRom1 Removable media other than floppy. Block size = 2048 \\?\Device\Floppy0 \\?\Device\Harddisk0\Partition0 link to \\?\Device\Harddisk0\DR0 Fixed hard disk media. Block size = 512 \\?\Device\Harddisk0\Partition1 link to \\?\Device\HarddiskVolume1 \\?\Device\Harddisk0\Partition2 link to \\?\Device\HarddiskVolume2 \\?\Device\Harddisk0\Partition3 link to \\?\Device\HarddiskVolume3 Fixed hard disk media. Block size = 512 \\?\Device\Harddisk1\Partition0 link to \\?\Device\Harddisk1\DR1 Fixed hard disk media. Block size = 512 \\?\Device\Harddisk1\Partition1 link to \\?\Device\HarddiskVolume4 Fixed hard disk media. Block size = 512 \\?\Device\Harddisk1\Partition2 link to \\?\Device\HarddiskVolume5 Fixed hard disk media. Block size = 512 \\?\Device\Harddisk1\Partition3 link to \\?\Device\HarddiskVolume6 Fixed hard disk media. Block size = 512 ここで玄箱用のHDDは2台目のDISKとしてPCに接続したのとユーザーデータ用パーティションは最後のパーティションなので \\?\Device\Harddisk1\Partition3 が該当するパスになる。このパーティションの内容を丸ごと読み込んでファイルにする。 dd if=\\?\Device\Harddisk1\Partition3 of=xxx コピーし終わったらcolinuxのコンフィグレーションファイル、default.colinux.xmlに以下の様な行を追加する <block_device index="3" path="\DosDevices\c:\coLinux\xxx" enabled="true" /> これでcolinuxを立ち上げると/dev/cobd3でコピーしたユーザーデータ用パーティションをアクセスできるのでmountしてみる。 mount /dev/cobd3 /mnt /mntをlsするとshareディレクトリが見える。 ここからが本番である。lsで見ると玄箱の古いsambaのファイル名コーディングがSJISのため化けて読めない。 そこでcolinuxにsambaをインストールして古いsambaと同様に文字コードセットをSJISにして共有すれば他のWindows PCから以前の玄箱と同じように見えるはず。 colinuxはDebianベースなのでapt-getが使える。 apt-get install samaba とやってsambaを簡単にインストールする。 /etc/samba/smb.confを編集して先ほどの/mnt/shareを共有ディレクトリとして見れるようにする。この際にglobalセクションに unix char set = SJIS を追加する必要がある。 他guest accessを許可する設定がコメントアウトになっているのでそれを外し、nobodyのパスワードを設定する smbpasswd -a nobody 共有ディレクトリの設定はsmb.confの最後に [share] path = /mnt/share browse = yes writable = yes public = yes 等を追加してsambaを再構成する smbcontrol smbd reload-conf smbcontrol nmbd reload-conf これで他のwindows pcからmshomeというワークグループの中にshareという共有名が出てくるのでそれを開くと以前の玄箱で見えていた内容が見れるようになるので、PCへ必要なファイルをコピーするなどの救済処置を実施。 壊れた玄箱の電源だけではなく基板も逝ってしまったようだ。貰い受けて暇なときに修理してみよう。 |
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