メインのPCのDVDドライブが昨年末にトレイが開かなくなってしまった。

購入時から一回ボタンを押しただけでは「ドコン」という音が内部でするだけで開かず、２度目に押した時に開くという病気持ちだった。

夏の間しばらくドライブを使っていなかった所為か完全に開かなくなってしまったらしい。

そういえば一つ前にメインPCであるDell Dimension 8250に内蔵されていたDVDドライブも買ってすぐに開かなくなって交換した際に内部を調べてみたら樹脂製の機構部品が経年変化（といっても１年もたっていないのだが）で変性して引っかかってしまっているのが原因だった。こちらはサムソン製だが樹脂製部品はアジアの中国とかどっかで安く作らせているのだろう、コストダウンの圧力が大きいから材質とか仕様とは違う安い材料を使ったのかもしれない。

今回のはTDK製だがたぶん似たような原因だろう。もしかしたら中にメディアを入れたままPCを横倒しにしたりしてメディアが引っかかっているとかいう墓穴掘りではないだろうかと不安になったりするが、そもそもトレイが微動だに動いていないので開こうとしているとは思えない。今は中が見えないのでなんとも言えない。

交換するにしても古いATAPIインタフェースのためもうすぐ手に入らなくなるのかもしれない。安いのをどっかで見つけてくるしかない。

今朝思い立ってドライブを取り出して分解してみたところ、やはりドライブコア部を下へ押し下げる機構がドライブコアを支えるマウント部分の樹脂成形時に寸法公差からはずれているのか、片方のカム溝に突起が引っかかって、相当の力をかけないと滑ってくれないことが判明。

これは前にも韓国製のドライブでもあったのと同じような原因。

だめだなこりゃ。

量産時に歩留まりを高くするために、個別パーツが寸法公差許容範囲に入っているかは検査せずに全数組み上げるのかも。最終検査で一回でもまともに動けばOKと。需用に応えるために製造現場も必至だし。値段も安いことからそういうことは考えられる。

さて新しいのを買って来よう。また出費が。