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webadm | 投稿日時: 2006-2-13 0:55 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3107 |
uClinux-h8用IDE(ATA/ATAPI)インタフェース回路図(参考用) 今回uClinux-h8用に作成したIDEインタフェースの回路図を参考までに公開します。
回路図はEAGLEのFree版で作成したもので、手配線による実装時に図面をEAGLEで開きながらShowというクリックした端子や結線につながっている全ての端子や結線をハイライト表示する機能を使って配線したり導通チェックしたりしました。なかなか便利です。 %Rev 1.1でパスコンを追加しました。実際には最初からつけてましたが回路図上でどう書けばいいか当初わからなかったのでRev1.0では入ってませんでした。ネット上でつながっていればいいんですね、よく考えたら。某所ではパスコンが無いだけで大変な騒動になってるみたいなので... uClinux-h8用IDE(ATA/ATAPI)インタフェース回路図(PDF) EAGLEによるプリント配線トップビュー(PDF) uClinux-h8用IDEインタフェースEAGLE用プロジェクトディレクトリ内容(ZIP) |
webadm | 投稿日時: 2006-2-13 1:19 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3107 |
後で思ったこと 実際にI/O BOARDのフリースペースに回路を載せてみた時点で気づいたのが、もうこれ以上回路を載せるスペースが無いということ。
それだったらアドレスデコード回路なんか無しで-CS6と-CS7を/CMDと/CTLの代わりに直接つなげちゃえば74HCT00は1個で済む。 さらに割り込みもCPUボードに載っているLANコントローラのようにNPNトランジスタでINTRQをネゲートしてやれば十分じゃないのかと思った。 ちょうど組み立て始めようとしたころにインターフェース誌を見たらH8用のスマートメディアインタフェースの記事が載っていた。これいいかも。uClinux-h8で使うにはドライバ書かないとだけかもしれないが、電源は自前でいいし。正直IDEインタフェースの場合ドライブの電源を別に用意しないといけないのが心配のたね。GNDだけ共通だから、どっち先に電源いれればいいか悩む。 スマートメディアだと扱いも楽そうだし、将来的にはいいな。 |
webadm | 投稿日時: 2006-2-14 4:41 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3107 |
uClinux-h8のコンフィグレーション設定について 今回製作したIDEインタフェースを使用するには、
・IDEドライバをインクルードする ・使用するファイルシステムをインクルードする ・mount/umountユーティリティを使えるようにする を行ってuClinuxバイナリを再構築する必要があります。 これを行うには make menuconfig とやって Kernel/Library/Defaults Selection ---> を選択して [*] Customize Kernel Settings (NEW) [*] Customize Vendor/User Settings (NEW) の2つをチェックしてExitします。 すると順番にコンフィグレーションメニューが出てきます。 最初のKernel Configurationメニューが表示されたら ATA/IDE/MFM/RLL support ---> をSelectし [*] ATA/IDE/MFM/RLL support とし IDE, ATA and ATAPI Block devices ---> をSelectして [*] Enhanced IDE/MFM/RLL disk/cdrom/tape/floppy support [*] Include IDE/ATA-2 DISK support [*] Use multi-mode by default [*] Auto-Geometry Resizing support をチェックしてExit 手前のメニューに戻って (c00000) IDE register base address (c00020) IDE register alternate address (4) IDE IRQ no と設定してExit 次に File systems ---> をSelectして [*] Second extended fs support をチェックしてlinuxの標準的なext2ファイルシステム(玄箱とかの外付けUSB HDDドライブにつないで使用していたものが使える) そして全部Exit すると今度はUserlandのコンフィグレーションメニューが現れるので、 Filesystem Applications ---> をSelectして [*] fdisk だけチェックしてExit 続いて、 BusyBox ---> をSelectして [*] BusyBox [*] mount [*] umount をチェックして最後までExit あとはmake dep: make すれば今回テストに使用したuClinuxイメージの出来上がり。 ext2以外のファイルシステムはビルドでエラーが出るためまだ試してません。 とりあえずext2で使用する分には問題なし。 テストに使用したSAMSUNGのHDDはUSB 2.0アダプタとかにつないで使うとリードエラーでまくりなのですが、今回のIDEインタフェースにつないで使う分には大変行儀がよくエラーも出ません。どうやらUltraDMAを使う時だけがだめらしい。 使ってみてやはりもっとメモリが無いと大容量のローカルストレージがあってもありがたみ半減という感じ。というのもfsck(e2fsck)がメモリ足らなくて実行できないという罠が。 ftpサーバーとかを入れれば大きなサイズのコマンドを転送するとかできそうですが、FATファイルシステムをインクルードしてWindows上で書き込んだほうがよさそう。HDDを抜き差しするのはちょっと難儀なので(いつコネクタやピンがへたるか心配)。 そう考えるとsmbfsとかnfsとか使ったほうがいいのかなとビルドしてみるとコンパイルエラーが山ほど出る罠が。 ううむ、こっから先はどうやら前人未踏なわけで、Web上で探しても情報は得られません。時間があったら調べてみよう。 |
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