Aletraからメールとか来た覚えはないけど巷では周知の事実らしい期間限定 ModelSim ALTERA WEB EDITION 6.1dをさっそくダウンロードしてみた。

最初にはまったのは、Pre-compiledのライブラリをダウンロードしても出来ない。

よく見たらModelSimのインストールバイナリにPre-compiledライブラリもincludedと書いてあるでは、紛らわしい。

次にはまったのが、ライセンスの設定。ModelSim Xilinx Editionではインストール後にプログラムメニューにライセンス取得のURLが張られるのだがAlteraのはインストールの最後にあらかじめ取得したかEthernet Address指定でライセンスを受けるか、ドングルキーを使うかの選択ダイアログが出る。ドングルを使う場合にはYes、そうでない場合はNOとあるのでNOを押す。それでお終いだった。

おろ、ライセンスはどうやって取得を。と思ってAlteraのサイトをみたらダウンロードのボタンの下にライセンス取得ページへのリンクがあった。つまりQuartus IIなんかのライセンス取得と同様の手続きをすることに。そこでポチっとやるとメールでいつもの通りライセンスファイルが自動送付されるので、それを...どうやって設定するんだ。

ModelSim Aweを起動するとちゃんとしたライセンスが設定されていないとかダイアログが出ておしまい。その中の説明にModelSim aweは環境変数、LM_LICENSE_FILEかMGLS_LICENSE_FILEにライセンスファイルのパスが設定されていることを前提としているとか書いてある。

しかし、LM_LICENSE_FILEにはModelSim Xilinx Editionをインストールした時に設定されたパスが既に入っている。がーん、バッティングするのね。どうすんだこれ。

ALTERAを使う時とXilinx使うときでWindowsのユーザーアカウントをわければ環境変数も別々にできるのでそうしてもよいけど面倒なので、ものは試しに設定されていないMGLS_LICENSE_FILEという環境変数を新規に追加してそちらにModelSim Awe用のライセンスファイルのパスを設定してみた。

そしたら無事ModelSim Aweが起動できた。

心配なのでModelSim XEも立ち上げてみた。大丈夫だった。

はまった人はやってみるといいかも。