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webadm | 投稿日時: 2006-7-11 22:44 |
Webmaster 登録日: 2004-11-7 居住地: 投稿: 3107 |
初めてのデジタルオシロを購入 先日ヤオフクで500Msのデジタルオシロを落札できなかった悔しさをバネに、一通りデジタルオシロを勉強してなるほどと思った。
今まで使っていたテクトロの465でも当面の用途には使えないことはないのだが、なにぶん古いので垂直ポジションの温度ドリフトが大きくてトリガーレベルがずれてしまうというアナログオシロの欠点が目立ってきてしまった。オーバーホールしてコンデンサとかを総取り替えすればましになるのかもしれないけど、先代の465Bでカバー外したままにしてたらソケット挿入部品がボロボロ落っこちてきてもはや手に負えない状態になったことを思い出すとカバーもうかつには開けられない。先代はまあCRTのフライバック回路が故障してヒーターも点灯しなくなっていたので諦めもついたけど。今の465はまだ使えるのでゴミにはしたくない。 アナログオシロもデジタルオシロにはない良さがあるので当面併用することを考えて、アナログオシロの欠点を補うデジタルオシロをすぐにでも一台欲しいという気持ちが高まった。 既にいくつか出物はあるもののどれも最終的に予算内で落札できるかどうかは前回の例もあるので慎重にならざるを得ない。 くまなく探したら以前みかけたGouldの465という比較的コンパクトなデジタルオシロがまだ落札されずに放置されていた。あともう一日ぐらいで終了なので決断を急がなければならない。幸いにして出品者が詳しい説明や写真を貼付していてくれたので、だいたい欲しい機能は備わっているのと、性能的にも100MHz帯域で200Msなので今のところの用途には十分であると判断。善は急げと希望落札価格で入札、即決。 マニュアルもプローブも付いているので届いたらすぐに使い始めることができるので、久々に欲しかったおもちゃを買ってもらえる子供のような気持ちになった。 出品者がこちらが今までテクトロの465を使っていたことを知ると丁寧にいろいろ知恵をさずけてくれた。昔職場でハードウェア屋さんが初めてデジタルオシロをいじりはじめた時の事を思い出した。皆予想もしない挙動に一喜一憂していた、確か横河の大きなデジタルオシロだったと思うけど、「使えない」とか言ったのが印象に残っていた。 今回手にいれたGouldの465は型式にテクトロのベストセラーオシロである465の名を拝しているように当時はかなり良いものだったらしい。CRT表示なので画面は小さくても同じサイズの液晶よりはるかに精細で見やすい。やはり液晶は最新のテクトロとかのように解像度をかなり大きくしないと見にくいと思う。 とりあえず到着して早速電源を入れてself calibで動作確認。ちょっとアナログオシロとは勝手が違うのでしばしとまどったものの原理を知っていれば問題ない。無事2チャネルとも動作確認できた。大満足である。これで明日からまた拙作プログラミングケーブルの改良実験に入ることができる。 あと欲しいのがファンクションジェネレータだ。デジタル回路も入力信号のレベルが取り得る許容範囲内で動作を確認しないといけない。たまたまあるレベルで動いたとしても、少し出力レベルがへたっている場合には動かないということもあるので、電源電圧も同様に想定した許容範囲内での動作確認には出力レベルが可変できる装置が不可欠である。 かなり設備的には本格的にそろってきた感じ。あともう一歩。 |
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