Why We Game
Allakhazamに連日SoE live出張レポートがニュースとして掲載されていますが、前日の講演者との一問一答はあまりぱっとしなかった。
でも今日見た記事は読み進むうちに涙が出てとまらなくなったでちゅ。
せっかくなので拙訳してご紹介しまちゅ。
–ここからAllakhazamの記事–
私達がゲームをする理由
SOE Liveで障害を乗り越えて凱旋したあるゲーマーの物語。
SOE Liveのような展示会から戻った後で、展示会の見所について話すのは月並みだなと思いつつ - 唯一思いあたるのは、自分がずいぶんと世間知らずだったということ。
何度も質問者として立ち; John Smedley, Matt Higby, Tramel Ray Issacその他とインタビューしてきました。Margaret Krohnとお喋り - そう、彼女は可笑しいほど素敵な人です – そして遂にそれまでemailを通してしか知らなかった沢山の人と合うことに。そうした全ての人に加えて、新しいお友達が出来、プールパーティで良い時間を過ごしました。
それだけではありません、コスチュームコンテストで肩の上の髪が逆立ったのを鮮明に覚えています。審判の背後に立って、死にかけの自分のiPhoneで写真をとっていました - ずっと故障に見舞われていたのです - キャスターの衣装を纏った淑女が車椅子に乗って審判席の側へ運ばれた時のこと。友人の手助けで、明らかに激痛に見舞われながらも最上の決意を示し、立ち上がって審判員の前へ歩いていきました。
ちょっとの間お話した後、明らかに立っているのも苦痛なのにその一瞬の時を満喫するように笑顔と穏やかな表情を示し、審判員に謝辞を述べて振り返りました。この時に私は車椅子が彼女のところまで運ばれるのを待っていました、ところがそうではありませんでした、彼女はそれを拒否し;他の参加者のように自分で歩いていくことを望んだのです。
その後、私が注目した勇敢なキャスターがVeturikaというclericであることを知りました – というのは彼女が救命隊員と自己紹介していたからです。彼女と彼女のギルドのお友達のところへ自己紹介だけするつもりで少しお話をしました。それでわかったのは、私が描いていたSOE Liveというカルチャーの枠を完璧に超えた物語だったのです。
Veturikaは以前救急隊員でした - どちらの世界でもclericだったのです。彼女は多発性硬化症と診断され、仕事を続けることが困難になるほど状態が悪くなると人命救助の仕事を諦めざるを得なくなり、痛みは今なお続いています。
医師からは余命2年から5年と告げられました。骨の髄から悲鳴を上げるような痛み、働くこともできず救いようのない前途、彼女のことを良く理解するひとりの友人が何か痛みを和らげるものをと、EverQestという名の新しいゲームを贈りました。
“神様とSonyにEverQuestを与えてくれたことを毎日感謝しています。医者が私に宣告したことは耳に入れたくありません、三人の娘は全員その時には巣立っていましたが、九人の孫達が成長するのを見届けたかったのです。
消防と救急隊員の仕事は同僚だけでなく自分自身にとっても続けていくには危険すぎたので諦めざるを得ませんでした。命を救うことは尊いので、私は一日10から18時間どこでもプレイするつもりです。そこに居るキャラクタの背後には人々が毎日一緒に居て、決して私を諦めさせないのです。”
いつしか、Veturika the ClericはギルドOrder of the Ancient Dragonに入りました。彼女はPlane of Knowledgeにあるメインバンクの外でギルドリーダーのDreekenailと会いました。"彼は私を仲間に入れてくれて決して私に諦めないようにしてくれたのです。痛みはひどくなる一方で、時が経つにつれ実世界での闘病は耐えられない程になりました。私にとってEverQuestが唯一の逃れる道でした。”
彼女は最初にゲームが始まった時に彼女の作ったキャラクタをベースにリースを製作しました。彼女をプレイヤー達、Norrathに居る彼女のお友達と結ぶ現実世界の物理的なシンボルです。
EverQuestはただ彼女の痛みを紛らわせるだけではなく、彼女の孫達とつながる道になったのです。"私の孫が4つの頃、彼はコンピュータの側にいて私にEverQuestが贈られた時に彼用のキャラクタを作り彼にゲームを教えたのです。
私の孫達は、ひとりまたひとりと、EQプレイヤーになりました。それによって私たちは一財産を築くことになりゲーム内で生活を共にすることになりました。そこは痛みの無い安全な場所でお話もでき、一緒に学んでいくことができました。今日なんて、私の孫娘の玄関での最初の一言が"Nana一緒にEQできる?"でした。私の孫達に私がしてあげられる唯一のことは一緒に遊び、決してこの恐ろしい病気に冒されることで引き起こされる痛みを見せないことでした。”
Sony Fan Faireに参加するのはVeturikaの夢でした - 今はSOE Liveと呼ばれます - でもそれは彼女の置かれる状況が故にとても叶いそうもありませんでした。そこへ彼女のギルドが手をさしのべることに。
ギルドメートのBakyが彼女の夢を叶えさせる時だと決意しました。彼はSOE Liveへ行くためのVeturikaの航空運賃を負担し、彼女の費用を工面しました。Dreekenailが車で7時間かけて遂に個人的に彼女に会いました。彼女はDreekにリースを手渡しました。"私が死んだら私の形見としていつも彼らが私に命を与え生きるのを助けてくれたことを知ってもらえるようにと。”
私は彼女のEQキャラクタ名をこの記事で使用しています、それはVeturikaが、"これが私に力を与えてくれる私の名前です"と言ったからです。VeturikaはSOEに居る開発者に知ってもらうように彼女の物語を分かち合うことを望んでいます。"Sonyは私をほんとに救ってくれたのです。私は医者から宣告された余命より長生きしEverQuestとゲームの中に居る人々無しでは今日ここに居なかったと確信しています。”
同様の病を患っている方々へ、彼女はこう付け加えます、"衝撃的な宣告を受けた他の方々にとって、痛み、苦しみ、悲しみが存在しない世界、みんなが安全な場所へ時間さえあれば行けるということが手助けになることを願っています。
Sonyは私に人生の良き13年を与えてくれたと思っています。そして開発者、プロデューサー、それにその中に居るゲームの魂と共にいるゲームプレイヤーに感謝しています。私はただその一部です。”
Veturikaが土曜日の夜の舞台に上がった時、彼女が見せた驚くべき勇敢さと彼女がここへ来る手助けをしたギルドメート達の愛と支援に対して敬意を表すために捧げられた数百の足下の薔薇の側に居ました。
この記事を公開する直前に、SOEに居るteamが彼女の物語に大変感動したことを知りました。Veturikaはもう彼女のアカウントの心配をする必要はないでしょう。彼女はNorrathにずっと居ることができるようになるでしょう。
私がLas Vegasに到着した際にあるファンが私にSOE Liveはまるで家族のようだったと話してくれました。Veturika the Clericに感謝します、私はその言葉が真にどれだけ意味深いかを今心に留めました。
Scott “Jarimor” Hawkes, Editor in Chief
–ここまで–
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