Pin Artの衝撃
ふう、関東も梅雨入りしたぽいね(´Д`;)
湿度は十分高いですよ。室温もな( ´∀`)
黴が生えやすいので食べ物の残り物や食器の後片付けは早めに。
さて、いつもプレイしたゲームか視聴したYoutubeビデオの感想をお便りしていますが。今回もYoutubeで見た真似のできない映像を紹介しまちゅ。
Bad Appleという影絵のアニメーションビデオと歌のミュージックビデオは世界中でいろんな人がリメークやカバーをしていて、原作から一人歩きしている感あるけど、中でも衝撃を受けたのが、Pin Artという今も売られている子供用のおもちゃで動画を再生しているようなビデオがあるのよね。
最初見たときに、Pin Art式のディスプレイ装置があるのかなと思っていたけど、ビデオみてもケーブルとか繋がっていないし、リアルタイムに動画を再生するためのピンの駆動部分とかなさそうだし。
ビデオの製作主は、10年以上前のDavid Fincher監督による下のミュージックビデオからインスパイアされたみたいだね。
このビデオでは問題のPin Art部分の背後や細部が何度も映し出されています。確かに種も仕掛けもないもないΣ (゚Д゚;)
そう、これらの一連のビデオは全部コンピューター上でレンダリングされたものだったのです。先のビデオの主はblenderというレンダリングソフトを使用していることを種明かししています。それがヒントでした。
つまりコンピューターグラフィックスを駆使してミュージックビデオを作れるぐらいの知識と経験が無いとこうしたビデオは作れないということが明らかなのでした。
他にも Bad Appleを題材にしたCGIミュージックビデオの秀作が沢山あります。曲もいいよね。
これも解る人には解るRISC Vを使ったシミュレータ上での動画再生をレンダリングしたもの。使用したハードウェア記述言語のソースとかが公開されいるので、見てみたらメモリ上に動画データがあって、それを逐次読み出してLEDディスプレー出力に流すというもの、CPU自身はそれ以外にも一通り命令セットを持っているけど使っているのはメモリからLED出力バッファへの書き込みだけに必要な命令だけ。
それでもこれはユニークで真似ができないよね。
また驚愕の動画があったら紹介するね。
んじゃまた。
P.S
その後、Pin Artじゃないけど、電流を流す方向で裏(黒)と表(黄色)が反転する既成パーツを使って低解像度ながらディスプレイマトリックス装置を自作した人が居ることが判明。
駆動回路基板を見ると、縦と横でアレイ接続された素子をに1行(ラスター)ずつ電圧を加えて表示状態を更新するのはCRTディスプレイと同じ仕組みだね。高速なので人間の目には一瞬で表示が変わって見えるけどね。
たぶん同様の装置を製造販売する会社の中の人な感じがするけど、真似できないね。
5年以上前だけど再生回数が伸び続けているね。
あと、もっと真似のできそうもない動画が10年以上前に投稿されていたのを知って驚愕(・0・)
アナログ式の古いロシアのオシロスコープのX-Yモード(X軸とY軸上の独立した電圧でビームスポットをCRT上の特定座標にプロットするモード)を使った Bad Apple動画。
今ではレーザービームプロジェクタぐらいにしか使われないベクタースキャン方式でシルエットの輪郭を描画するという高度な技術が使われています。想像するにオリジナルの影絵動画の1フレーム毎にシルエットラインをコンピュータ処理で抽出して、そこからベクタースキャン描画できる座標列を一筆書きするようにXとY座標のアナログ電圧値のペアに変換して、コンピュータからDACに1フレームずつ出力しているぽい。
技術の無駄遣い( ´∀`)
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